「次へ」を斬る! > 「狼が家の外で人間とその犬に近づく」抜粋記事

「狼が家の外で人間とその犬に近づく」抜粋記事

「狼が家の外で人間とその犬に近づく」抜粋記事
公開日:  更新日:

貴方はこの記事で約30回のクリック節約が出来ます。

「狼が家の外で人間とその犬に近づく」の抜粋記事です。写真は引用元からの掲載、文章は短く自分で紹介しています。写真は引用元からの掲載、文章は短く自分で紹介しています。オリジナルの素晴らしく詳しい記事の文章が気になる方は、元記事を御覧ください。

狼はとてもゴージャスな生き物で、優しくフレンドリーな犬にも見えます。しかし、彼らが野生的な動物だということを忘れてはいけません。一緒に添い寝できるような生き物ではないのです。怪我をしないように、彼らに一定のスペースを与えてあげなければいけません。

2004年、アラスカの野生動物専門の写真家ニック・ジャンズは、雪が降る中、犬を散歩に連れ出していました。そしてその時、彼は家のちょうど外で大きな狼に遭遇したのです。ニックはその狼が自分の犬や他の誰かを傷つけるのではないかと恐れましたが、次に起こった出来事は人々を驚愕させました。

狼がどこからともなく現れた

ニック・ジャンズ
2014年、ニック・ジャンズはアラスカにある自宅のポーチに座っていて、隣には彼の犬「ダコタ」がいました。ニックがアラスカの景色に見惚れていた時、大きな黒い狼が木の後ろから現れて、ニックの家の前に立ちはだかりました
ニックが反応する前に、彼の犬ダコタが、その野生動物めがけて突進して行きました。彼女はその狼がただ遊びたがっている他の犬だと思ったのか、それともこの獰猛な捕食動物からご主人様を守ろうとしていたのかもしれません。

イヌ科同士のにらみ合い

ニック・ジャンズ
最初ニックは恐怖を覚えました。その狼がダコタを傷つけるのではないかと思ったのです。ダコタがその大きな黒い狼にスレスレまで近づいた時、ニックはどうしたらいいのか分かりませんでした。そして次の瞬間、ニックが思いもしなかった事が起こりました。 ダコタと狼はまるで古くからの友達のように、一緒に遊び始めたのです。ダコタが安全だと分かるとすぐ、ニックは家の中に戻ってカメラを持ってきました。そして彼はこの写真を撮ったのです。

狼の名前

ニック・ジャンズ
ニックはその狼が、ニックの家の近くで遊ぶ事が好きなことに気づきました。狼は新しくできた友達ダコタと遊ぶために、よくそこを訪れました。ニックは狼に名前が必要だと考え、しばらく考えた結果、その狼に「ロミオ」という名前を付けました。

ロミオは新しい友達をたくさん作った

ニック・ジャンズ
ロミオがダコタと出会い遊ぶようになってからしばらくした後、彼はメンデンホール氷河公園に向かい、そこにいる犬達の様子を見て回りました。そしてロミオは現地の犬達と遊ぶため、頻繁にそこへ出かけるようになったのです。

人々は彼をすぐに受け入れた

デーブ・ウィルソン
最初、公園の人々はその大きな野生の狼を警戒していました。何人かの訪問者は、狼が彼らやそのペットを傷つけるのではないかと恐れましたが、ロミオが他の犬達と遊ぶ時の優しさを見て、彼らの不安のほとんどは消えていってしまいました。

犬達もロミオの存在を受け入れた

デーブ・ウィルソン
公園の犬達の一部はロミオに対して少し懐疑的でした。やはり狼は狼。見た目はかなり怖い。一部の犬達は最初、ロミオと遊ぶのをためらっていましたが、公園の人達と同じように、彼らもすぐにロミオと打ち解けました。

ロミオは大きな犬のように振る舞った

ニック・ジャンズ
ロミオは犬の友達だけではなく、人間の友達も作りました。インタビューでニックはこう答えました。「ロミオは自分が隠していたオモチャを持ち出して、よく公園の人々に持って行きました。」彼はアラスカの住人達に気に入られるよう、あらゆる手を尽くしていたのです。

彼は「取って来い遊び」をするのが好きだった

ニック・ジャンズ
ニックは、ロミオが公園の人々に持って行ったアイテムについてさらに詳しく話してくれました。「その中の一つは発砲スチロールのボールでした。ロミオはそれを拾って、僕の友達ハリーに持って行くのです。」

ロミオは半分犬のように見えた

ニック・ジャンズ
ロミオは飼いならされた犬ではありませんでしたが、犬達が見せるのと同じような行動を数多く見せました。ニックはこう加えました。「ロミオは、私達が犬に見る同じ行動を確かに理解していました。」

人間と狼と犬

ニック・ジャンズ
人間と犬と狼が揃って、アラスカの大地にいました。全員が仲良くその大地を満喫し、一緒に遊ぶ…ニックはそれがどれだけ特別な経験なのか実感せずにはいられませんでした。

ロミオは家のようにくつろいだ

ニック・ジャンズ
ロミオはニックとダコタと長い間一緒に暮らしました。もちろん、彼が実際にニック達の家の中に入って生活することはありませんでした。彼はやはり野生動物なのです。しかし彼はその後6年間に渡って、ニック達を頻繁に訪問しました。

ロミオは、野生動物と地元の人の架け橋となった

ニック・ジャンズ
ついにロミオは、コミュニティーの信頼を獲得しただけではなく、その中で欠かせない存在となりました。地元の人達(犬を持った人々、また話題の狼を見に公園にやって来た人々の両方)はその美しい動物に目を奪われました。

人々はロミオを見るためだけに湖を訪れた

ニック・ジャンズ
ロミオの人気が広がるにつれて地元の人達は、ロミオを見るためだけに、彼が犬達とよく遊ぶ湖を訪れました。最初の頃はみんな、自分達の犬の周りに狼が存在していることに怯えていましたが(それは十分理解できることですが)、その頃から考えると状況はかなり変わっていました。

一部の訪問者は警戒していた

ニック・ジャンズ
地元の人達は皆、ロミオが危害を加えることがないことを知っていましたが、一部の訪問者達は野生動物に近寄ることに関して警戒していました。狼に全信頼を預けるのは難しいことです。特にロミオのように大きく強い狼には。

良いことには全て終わりが来る

ニック・ジャンズ
「ロミオは最初からとてもリラックスしていて、寛容的でした」ニックはこう話します。「まるで空から落ちてきたユニコーンのように。」
ボーダーコリー、ラブラドール、プードルに至るまで、ロミオはあらゆる種類の犬達と友情を築いていました。
残念なことに、いくつかの友情は永遠には続きません。結局のところ、すべてのものにはいつか終わりが来ます。メンデンホール氷河公園でのロミオの時間は終わりを迎えようとしていました。ロミオはその名前と同じような運命に苦しむことになるのでした。

シェイクスピアの悲劇

ニック・ジャンズ
ロミオはシェイクスピアの悲劇に出てくる人物にちなんで名付けられました。そして悲しいことに、彼もまた悲劇的な最後を迎えることになったのです。2009年、ロミオはハンターによって撃たれ、殺されました。
メンデンホール氷河公園の近くに住むすべての人達は、大切な友の死に衝撃を受け、深い悲しみに打ちひしがれました。ジュノーの住人達はロミオのために告別式を行うことを決め、ロミオを追悼した飾りの額を作りました。ロミオは永遠に人々の中に生き続けることでしょう。

ロミオにふさわしい賛辞

ニック・ジャンズ
その飾り額は今もなおジュノーに置かれています。もしあなたがアラスカに旅行に行くことがあれば、かつてロミオが散策していたその場所を訪問してみてください。その美しい町の住人達は、飾り額をこれからもずっとそこに残しておくつもりです。

ロミオは彼らの心の中で永遠に生き続ける

ニック・ジャンズ
ロミオはもうこの世にはいませんが、彼はジュノーの住人達全員に忘れられない感銘を与えました。ニックはロミオと友達になることができてとても幸せでしたし、彼はダコタもまた同じ気持ちでいると確信しています。

ロミオの物語は受け継がれていく

ニック・ジャンズ
ロミオがこの世を去ってからすぐ後、ニックはその大切な動物の友達との友情を「ロミオと呼ばれたオオカミ」という本の中に記しました。ロミオがどのようにしてジュノーの人達や犬達と仲良くなったのかより詳しく知りたければ、ぜひこの本を手にとってみてください。

野生動物に遭遇したもう一人のアラスカの住人

パム・アース
パム・アースはアラスカのアナラスカに住んでいます。彼女がそこに住むことに決めた理由の一つは、自宅の玄関先から見ることのできるたくさんの動物達でした。パムは家の周りで野生生物を見ることに慣れていました。

それは新たな動物の訪問者なのか?

パム・アース
ある日、パムは家の外から聞こえる、よく分からない変な物音を聞きました。何かの動物がその物音を立てているんだろうと思いましたが、確信はありませんでした。彼女はただ、それが侵入者ではないことを祈っていました。

パムは調べてみることにした

パム・アース
パムはその物音の発信元にもっと近付いてみることに決めました。すると彼女は、その音が玄関先から聞こえてきていることに気づきました。誰、または何がそこで動き回っているのか確かめようと、パムは玄関先に向かいました。

最初は何も異常がないように見えた

パム・アース
彼女が玄関先に着いた時、最初に見えたのは彼女の猫「ギズモ」でした。ギズモは玄関先にいるのが許されていたので、それに関しては特に何も異常なことはありませんでした。ギズモは屋内・屋外の両方で生活していました。

ギズモはまったく動じていなかった

パム・アース
パムはギズモを見て、ギズモはパムを見返しました。するとギズモはそっぽを向いて、何か自分のことに集中し始めました。彼は明らかに、騒音を立てている張本人ではありませんでした。しかしそれがギズモでないとすれば、一体何なのか?

二匹目の猫はどこにいたのか?

パム・アース
パムのもう一匹の猫は「スーツケース」という名前でした。猫の名前としてはおそらく最高でしょう。最初パムはスーツケースを見つけることができませんでした。スーツケースとギズモはいつも一緒にいましたが、この日スーツケースはどこにもいませんでした。

このミステリーは解決されるのか?

パム・アース
物音は次第に小さくなり始め、どうやらそこにはパム、そして雪の中でくつろぐのが好きな彼女の猫達だけしかいないようでした。パムは未だに誰、または何が先ほどの物音を立てていたのか全く分かりませんでしたが、今のところここアラスカのアナラスカでは、物事はいたって穏やかでした。

彼女が最初に見逃したもの

パム・アース
ギズモが起き上がって玄関の反対側に向かって歩いていった時、パムはもう家の中に戻ろうとしていました。しかしその時パムは、最初に玄関を捜索した時には見逃していたある物を目撃しました。家の周りを囲む柵の上に、なんと大きくて綺麗な白頭ワシが座っていたのです。

パムは立ち止まって、ただ眺めた

YouTube
パムはその光景に圧倒されて、ただ呆然としていました。彼が怖がって逃げていかないように、筋肉一つさえも動かしませんでした。彼女はただ、玄関に座っているそのワシをしばらく見て、写真をいくつか撮りたかったのです。

ワシは一匹ではなかった

パム・アース
ギズモはワシの存在を気に留めていないようでした。スーツケースも同じでした。彼女は、ワシが猫達をすくい上げて連れ去っていくことは無いと確信していました。(猫達は実際かなり太っていて、ワシが連れ去っていくには重すぎました。)

これは何なのか?別の訪問者?

パム・アース
すると突然、先ほど聞いた音とは違う、カサカサとした音が聞こえてきました。振り返ってみると、なんと赤くてフワフワしたキツネが、玄関に向かって歩いて来るのが見えました。パムの家は「ノアの方舟」と化していたのです!彼女は遠くに二匹目のキツネが隠れていないかと半分期待していました。

【おわり】この記事を見て

タイトルは興味をそそるものだし、簡単に見れるのならサクッと結果だけ知りたいと誰しもが思うでしょう。

もし他にも

「読むに値しないけど読みたい。けどページ分割でうざい。広告を加担しているのも癪に障る」
という同士がいる方はぜひお問い合わせにお知らせしてほしいです。
記事の編集や削除などもこちらまで。

対応は1週間~1ヶ月お待ち頂く場合があります。必ず返答するわけではありませんのでご了承ください


…ですが、多分それを続けているとツイッターでブロックされると思うので、ぜひあなたもこのリンクを貼ってイライラしている同士を救ってあげてください!


では、皆さんに快適な記事ライフを。

記事一覧

ページのトップへ戻る