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「赤ちゃんの食事に厳しい制限をした母親、その驚きの結果とは」抜粋記事

「赤ちゃんの食事に厳しい制限をした母親、その驚きの結果とは」抜粋記事
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シャノン・クーパーはオーストラリアで健康を指導するコーチとして、そのブログ「My Food Religion」で有名だ。2014年に出産を経験して初めて母となったとき、どうやって赤ちゃんを育てたらいいのか、それはたくさんの助言をもらったそうだ。しかし、クーパーは最初から赤ちゃんに与える食事について、砂糖や炭水化物を一切与えずに育てようと決めていた。クーパーの決断は、医療従事者だけでなく、一般の人々からも賛否両論の声が上がった。クーパーは、この数年の娘の様子について、自ら見解を発表し、この食事について否定的な人々の意見が、すべてが間違っていることを証明してみせた。

ことわざの通り…

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シャノン・クーパーは食べ物について、また、我々の体が摂取した食べ物を、どのように消化・吸収し反応するかについて熱心に研究している。クーパーは長年、食事について研究し、特定の食べ物が体にどういう影響を及ぼすかについて調べてきた。結局のところ、まさにことわざ通り「あなたの体はあなたが食べた物でできている」と言う。

クーパーは専門家ということもあり、食べ物が体にとって燃料となって働くこともあれば、そのまま毒にもなることを認識していた。これは彼女が大人になってからずっと持ち続けている考えだ。そしてこれに基づき、彼女はやがて娘に影響を及ぼす決断を下すことになる。

食べ物が体を作る…それは食べ物が食べた物からも

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多くの人が「あなたの体はあなたが食べた物でできている」ということわざを知っているが、「あなたの体はあなたが食べた物が食べた物でできている」というのは聞いたことがないかもしれない。訳が分からないと頭を掻いているかもしれないが、これはそんなに複雑なことではない。

人間が動物を食べるとき、その動物が食べた物も必然的に人間の体に影響を及ぼすということだ。たとえば、ケージ飼いの鶏と比較して、平飼いの鶏の卵にはオメガ3がより多く含まれている。これは平飼いの鶏の方が健康的に飼育されているからだ。これがシャノン・クーパーが信じている概念でもあり、彼女はこの概念を自分の日常生活に適用している。

クーパーは、赤ちゃんのために何を望むべきか知っていた

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シャノン・クーパーは単なる健康オタクではない。彼女は実際に、科学と動物の健康について学んでおり、その後、栄養や様々な食生活についての研究を続けている。農業科学分野においては、学生のときに人間の口に入るまで植物がどのように農薬などの力を借りて育てられているかなどについて学び、学位を取得している。

ここまで書くと十分だろうが、クーパーは栄養や健康的な生活について専門的な知識を持っている。2014年に娘のグレイスが生まれたとき、クーパーは娘が自身を幸せに健康的にしてくれる食べ物を選べるようになってほしいと願い、その願いがクーパーの思い切った決断に繋がったのだ。

シャノン・クーパーは家族が健康的であることを望んでいる

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シャノン・クーパーは、動植物の健康における専門的な知識に加え、健康・運動コーチになるためのトレーニングも受けていた。健康的な生活を語る上で、この時点において、クーパーはすでに専門家であったとも言える。

彼女のブログの大部分は食べ物や、我々が体内に取り入れているものについて取り上げている。彼女がこうした考えに基づいて、家族の健康のために日々努力しているのだろうと推測しても、あながち間違いではないだろう。そして、正にそれこそ、彼女が日々努力していることなのだ。しかしながら、家族の健康のためと心から努力している一方で、誰もこれが赤ちゃんのグレイスにまで、影響するとは考えていなかった。

クーパーはグレイスの食事に厳しいきまりを作った

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シャノン・クーパーは新しく母親になったことで、これまでのライフスタイルを変えるつもりはなかった。健康についてのコーチングが仕事でもあるため、自分の信じる健康の信念に基づいて生活していた。

これはつまり、一般的な新米ママがやるような方法であったり、他の友達らとは異なる食育法によって、育てられるということを意味していた。クーパーはグレイスに与える食事を常に意識し、食べ物を厳しく選ぶことにした。多くの親はたまにヘマしたり、特別に何かを許したりしがちだが、クーパーは一度決めた食事のきまりを、特別にゆるめたり、撤回することは決してなかった。

グレイスは生まれたときからパレオダイエットをしている

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これはひょっとすると、ベテランの親にとっては衝撃的かもしれないが、クーパーがグレイスに「厳しい食事の決まり」を課したのは、決してグレイスの体重が重かったからではない。そんなのはグレイスの誕生時に分かるものではない。この決まりは、おそらくグレイスが生まれる前からクーパーが決めていたことだろう。

とにかく生まれたときから、クーパーはグレイスをパレオダイエットで育ててきた。クーパー自身も栄養について研究し始めて以来、ずっとパレオダイエットを続けている。これは、一般的に赤ちゃんに与えられている、加工された瓶詰めのベビーフードを、グレイスには与えないということを意味している。

パレオダイエットとは

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パレオダイエットについて聞いたことがある人は多いが、実際にそれがどういった結果を引き起こすのかについて知っている人は少ない。パレオという言葉は、旧石器時代の「Paleolithic」という英語を短くしたものだ。「原始人ダイエット」としても知られるパレオダイエットは、前期石器時代の人々が食べていただろうものだけを食べるというダイエットだ。

当時、原始人は狩猟採集民で、手に入れたものだけを食していた。つまり、たくさんの肉や魚、新鮮な果物や野菜である。クーパーは2010年にこのダイエット法を発見し、自分の生活に完全に取り入れた。だが、パレオダイエットは赤ちゃんにどのように影響するのだろうか。

クーパーは体調不良改善のためにパレオダイエットを取り入れた

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シャノン・クーパーはそれまでに、常に体調不良を感じており、こうした健康上の問題点からパレオダイエットを取り入れることにした。彼女は生まれつきのアレルギーに加え、意識せずに口にしていた食べ物が体調不良を引き起こしていたことに気づく。

そこでクーパーは栄養士なら誰もがするだろうことを実行した。つまり、自分の健康上の問題点にフォーカスした。その結果、食生活が体調にかなり影響していることに気づいたのだった。さらに、我々の健康を大きな視点で捉えたときに、胃腸の健康こそが健康に大きく影響していることに気づいた。そこで、シャノン・クーパーは自身の食生活を完全に切り替え、主にパレオダイエットのみに基づいた食生活をすることに決めた。だが、それだけではなかった…

クーパーは体調がすぐれない毎日が嫌になっていた

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体の働きは人それぞれだ。そのため、すべてのダイエットがすべての人に効くというわけではないかもしれない。クーパーにとっては、パレオダイエットはすごく効果的だった。このダイエット法で、砂糖や炭水化物、保存料や有害な添加物の入った加工食品を一切摂らないようにした。

「体調がいつも優れないという感覚がもう嫌になったんです…そういう感覚が普通になってしまっていたので、体調を整えようと思いました」とクーパーは2015年、デイリーメール・オーストラリアのインタビューに対して、こう答えている。それでも、このパレオダイエットは多くの医療従事者から疑問視されている。このダイエット法の長所について認めてはいるものの、専門家らは多くの栄養素が不足するという点について警告している。

原始人の食生活は我々よりも健康的だった

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パレオダイエットは理論上とても健康的であるようだが、多くの栄養素が不足しているのも事実だ。多くの医療従事者や栄養士らは、加工食品を制限し、その代わりに自然のままの食品を推奨するという面ではパレオダイエットは素晴らしいとしている。

原始人が現代の我々よりも健康的であったという考えにも一理ある。研究によると、原始人は現代の平均的なアメリカ人が摂取する3倍もの農産物を食べていたらしい。原始人はその食事から、繊維質やタンパク質、オメガ3脂肪酸、ビタミンやミネラルを豊富に摂取していた。これは子どもにとって、理想的な食事であるようだ。しかし、人々はクーパーの下した判断について短絡的過ぎると批判した。

原始人の食生活は健康的だったが、原始人が我々よりも健康だったとは言えない

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旧石器時代の原始人は、寄生虫や病気など、当時、コントロールできない問題にさいなまされていた。そのため、原始人の健康的な食生活によって、現代の我々よりも健康的な生活を送っていたということは証明できない。パレオダイエットは現代の食生活において基本的な食品である穀物や豆類、乳製品を摂取しないこととしている。

では、シャノン・クーパーは娘、グレイスに対しては、どのようにしたのだろうか。

シャノン・クーパーは娘の体調をよくする食べ物だけを与えたかった

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シャノン・クーパーはグレイスを出産するまでの数年間、すでにパレオダイエットを実践していた。結果、妊娠前までクーパーの体調は万全だったし、体調不良を感じることはなかった。そして産後は母親としてもちろん、娘にも同じように、口にするものは体調を万全にするものであってほしいと願っていた。

だが、グレイスをパレオダイエットで育てるという決断に疑問を呈す人は多かった。パレオダイエットは大人にとっては健康的になる選択肢かもしれないが、赤ちゃんの発達に関してはどのように影響するのだろうか。クーパーは母親として、他の人の意見に惑わされず、自分の直感を信じた。
だが、医師らは次々とおせっかいな意見をぶつけてくるのだった。

様子を見ながら進めるようにと注意をされた

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クーパーがグレイスをパレオダイエットで育てることを決断する前に、小児科医から医学面での助言を得ようとした。しかしながら、これまでに子どもをパレオダイエットで育てることについての研究は十分になされていないため、結果的にクーパーは医師らから、気をつけて様子を見ながらにするようにという助言しかもらえなかった。

だが、これは一日目からクーパーがパレオダイエットでグレイスを育てることについて思いとどませることにはならなかった。しかし、これはすべて、グレイスを思ってのことだった。グレイスが健康かつ自然に育つために必要な栄養素をすべて摂取しているということは、クーパーにとって最も重要なことだった。

クーパーがグレイスのパレオダイエットに設けた例外

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クーパーがグレイスをパレオダイエットで育てる上で、1つだけ例外を設けた。それはグレイスに母乳を与えることだった。生まれてからの数ヶ月は、赤ちゃんが肉や野菜を食べられないため、クーパーがグレイスに母乳を与えるのはごく自然なことだった。

「当たり前だろう」と考えているかもしれない。だが、明らかにすべての親が子どもをパレオダイエットで育てる上で例外を設けるわけではないようだ。だが、クーパーは自身がすでにパレオダイエットを実践しているため、問題ないようだった。とどのつまりは、あなたの体はあなたが食べた物が食べた物でできているのだ。しかし、この説もまだ研究中だ。

クーパーが無視した助言

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赤ちゃんが1歳か2歳になる前に、母乳からミルクに切り替える親もいる。もし、クーパーがこれを実践したい場合には、インターネット上に様々なパレオダイエットに基づいた手作りミルクのレシピがある。しかし、クーパーはこれをしなかった。またこれをしなかったことも良かったのかもしれない。

有名なパレオダイエットのシェフ、ピート・エヴァンスはミルクを考案したが、これは栄養士から「永久的な損害を生じ、死に至る」可能性があると指摘されている。これはレシピに、赤ちゃんが消化できない栄養素が含まれているためである。
幸いにもクーパーはこのレシピを使うことはなかったが、依然としてグレイスの食事はパレオダイエットの原則に基づいていた。

クーパーの家に瓶詰めのベビーフードはない

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赤ちゃんが離乳食へ移行するにあたって、瓶詰めのベビーフードを与える親は多い。だが、シャノン・クーパーはそうしなかった。その代わり、パレオダイエットの原則に基づいて、自身で離乳食を手作りすることに決めた。

離乳食はたいていの場合、多くの人に無害だ。しかし、砂糖や保存料が使われていることもあり、それこそがクーパーが娘に与えたくないものだったのだ。クーパーは、離乳食を手作りすることで、グレイスに必要な自然のままの栄養素を与えられると確信していた。

グレイスは成長するにつれ、パレオダイエットにどのように反応していったのだろうか。

クーパーは娘が食べる物すべてを把握できた

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娘をパレオダイエットに順応させるため、クーパーは母乳をあげつつ、小さくした野菜と有機鶏肉を与えた。こうすることで、グレイスが簡単に離乳食に移行できるようにした。

離乳食を手作りする最大の利点は、娘が口にするものすべてを完全に把握することができたことだ。グレイスのために特別に作られた食事はすべて、砂糖や保存料の入っていないもので、かつ、市場に出回っている離乳食と違って、加工されていなかった。 ここで、注目したいのは、こうした食事にグレイスがどのように影響を受けていたのか、という点だ。

月齢13ヶ月にして、グレイスは大人達よりも健康的な食生活を送っていた

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グレイスが生まれてからずっと、クーパーはソーシャルメディアやブログで離乳食を公開してきた。クーパーのファンは、グレイスが小さい頃からものともせずにブロッコリーなどを食べているのを見てきた。歩けるようになる前に、グレイスは平均的な大人よりもずっと健康的な食事を摂っていた。

しかし、グレイスが13ヶ月にもなると、こうした厳しいダイエット法で育てられていることで、多くの人がグレイスは必要な栄養素すべてを十分に得ていないのではないかと懸念した。グレイスの食事は健康的で身体に良いとは言え、栄養的に十分と言えるのかどうかという点に疑問が残っていたのだった。クーパーの決断による結果は、グレイスが成長する過程でのみ確認することができる。

グレイスは砂糖を使ったおやつや炭水化物を食べたことがない

13ヶ月にもなると、グレイスは多くの果物や野菜を摂るようになっていた。多くの子ども達がこれを嫌がる中、これは素晴らしいことであると言える。だが、グレイスの食生活は多くの人が考えるほどシンプルなものではなかった。シャノン・クーパーは、少し手を加えて食事を調理していた。

グレイスが初めてザワークラウトやチアプディング、キヌアポリッジなどの健康的な食べ物を食べたのは赤ちゃんのときだった。もし一般的な子ども達にこうしたものを与えようとすると、子ども達は嫌がってかんしゃくを起こすことだろう。だが、グレイスは違った。実際、グレイスはこれまでに一度も炭水化物や子ども達の大好物である砂糖を使ったおやつを口にしたことがないのだ。

ある日のグレイスの食事内容

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赤ちゃんをパレオダイエットで育てるなんて、少し変わっていると考える人もいるかもしれない。だが、グレイスの毎日の献立には典型的なパレオダイエットに基づいた食べ物が並ぶ。離乳食に移行してから、クーパーはグレイスに他の赤ちゃんと同じように食べさせていた。だたし、パレオダイエットの考えに基づいたものだけを使っているだけだ。

朝ごはんはたいてい卵と、前の晩に出た野菜が並ぶ。昼ごはんには、また野菜とローストチキンが出されることが多い。晩ごはんには、クーパーはたとえばズッキーニを麺状にして、ボロネーゼスパゲッティを作る。グレイスはおやつに出される果物も好きだ。たいていの場合、デザートなどはなく、グレイスの1歳の誕生日のときでさえ、クーパーはパレオダイエットに基づいてイチゴを使ったパンナコッタを作った。

パレオダイエットで育てた結果…

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さて、グレイスは成長するにつれて、こうした食生活にどのように反応していったのだろうか。母親によると、グレイスはパレオダイエットの食事が「大好き」だと言うが、グレイスはパレオダイエット以外の食べ物を知らないということもある。しかしながら、パレオダイエットは赤ちゃんを育てる上でも素晴らしく、栄養素が不足していることなどないと証明してみせた。

クーパーによると、グレイスは1、2歳のときに一度だけ風邪をひいたが、そのときの風邪も大したことなく、それ以外はいたって健康体だと言う。クーパーはデイリーメールのインタビューで、グレイスは風邪をひいた子どものそばにいることが多いが、それでも風邪がうつらないと話している。クーパーは、パレオダイエットがグレイスの免疫システムを高めているのだと確信している。

パレオダイエットで免疫システムが強くなった

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ひょっとすると、シャノン・クーパーはグレイスが病気にならないように気をつけていただけではないかと思うかもしれない。だが、どうもそうではないようだ。クーパーが2015年デイリーメール・オーストラリアに語ったところによると「グレイスは常に風邪をひいている子ども達の近くにいた」と言う。

さらにクーパーは、「他の子達が鼻水を垂らしていたり、咳をしたりと風邪をひいていた中で、グレイスには風邪はうつらなかったんです。これは私がグレイスをそうした病気に近づけないようにしていたからではありません。これは栄養たっぷりの食生活によって、グレイスの免疫システムが強くなったのだと確信しています。」と続けている。

驚くべきことに、これはパレオダイエットだけによるものでもないようだ。

シャノン・クーパーは様々なダイエット法を組み合わせた

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シャノン・クーパーは確かにパレオダイエットを熱心に信じてはいるものの、グレイスの食事はそんなに厳しい制限がされたものではなかった。彼女はブログで「私は菜食主義者ではないし、完全菜食主義者というわけでもありません。パレオダイエットやグルテンフリーダイエット、乳製品フリーダイエット、無脂肪ダイエット、炭水化物抜きダイエットなど、どれか1つだけを完全に信じて実践しているわけではありません」と述べている。

さらに、「様々な食事法やレシピの中から、自分で良いと思うものを選び、体に良いと思うものを作っています」と続けている。また、クーパーは、これまでのところ完全にグレイスをパレオダイエットで育てることに成功してはいるものの、グレイスの一生涯がずっとこのように続くわけではないことも理解している。
グレイスが大きくなるにつれて、クーパーはどのような食事法を取り入れるのだろうか。

クーパーはグレイスの行動を制限するつもりなどない

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シャノン・クーパーはグレイスが一生涯、パレオダイエットで過ごすことはないことを認識していた。いずれ、グレイスはこれまでにパレオダイエットで口にしたことなどなかった食べ物に出会うことだろうし、そうなったときには、クーパーは特にそれを止めることなどしないことに決めている。

「グレイスをお誕生日会などのパーティーに行かせないようにするなんてことはありません。パーティーに行けば、そこで出されるものを食べることでしょう。そこでグレイスに、「パーティーで出されたものを食べてはいけません。ケールを持ってきているからこれを食べなさい」などと言うつもりもありません」と、クーパーはデイリーメール・オーストラリアに語っている。

グレイスは大きくなれば、自身で口にするものを決められる

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私は体に良くて、口にすることに罪悪感を感じなくていいものを作ることが好きだし、この姿勢がグレイスにも伝わることを願っています、とクーパーはブログではっきりと書いている。クーパーにとっては、グレイスが健康で幸せでいることが大事なのだ。そのため、グレイスが大きくなれば、クーパーはグレイス自身に食べ物の選択をさせようと考えている。

グレイスが大きくなって、友達のパーティーに呼ばれる頃までには、自分で何を食べるかを決めることができるだろうと考えている。また、パーティーで出されたものを過剰に食べて、帰って来てから具合が悪くなることもあるだろうと予測している。「そして次にパーティーに呼ばれたときには、カップケーキを12個も頬張るのではなくて、3個だけ食べるようになるのではないでしょうか」

クーパーはグレイスが食べて気分がよくなるものを口にしてほしいと望む

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グレイスが成長したときに、クーパーがグレイスの食事制限をしない主な理由の一つに、グレイスが食べ物を食べたときに、気分良く、満足してほしいと願っているからだ。「摂食障害などになってほしくないのです」クーパーはデイリーメール・オーストラリアに語っている。

クーパーはこうも続けている。「女性は特に、摂食障害などの問題点を抱えがちです。グレイスには食べて気分がよくなるものを口にしてほしいと思います。だから、私はこういう食事法をしているのです。パンを一口かじったからといって死ぬことになるとは思っていません」クーパーは娘を健康的な食生活で育てていることで称賛を受けているものの、称賛する人と同じくらい、否定的な見方をする人達もいる。

クーパーには、なぜ人々がグレイスの健康的な食事法について大騒ぎするのか理解できない

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シャノン・クーパーがグレイスにしている食事法について肯定的な反応を得ている一方で、同じくらい、クーパーのライフスタイルの選択について否定的な意見もある。クーパーはそうした否定的な意見にくよくよすることなどなかったが、人々がどうして大げさに騒ぎ立てるのか理解できなかった。

クーパーには、親が深く考えもせずに子どもにファストフードを与え、クーパーがグレイスに健康的な食事を与えることに否定的な見方をするのかまったく理解できなかった。「あなたは、自分の子どもにとって正しいと思うことをすればいいのです。なぜ人々はパンの代わりに野菜を与えることについて批判するのでしょうか。おかしなことだと思います」と述べている。

食事法が効果的ではないと公の場で言う医師もいる

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クーパーが否定的な意見に動じず、グレイスのパレオダイエットを続ける一方で、クーパーに対してくだらない助言をしてくる人々は多かった。デイリーメール・オーストラリアは、クーパーの食事法が体に良くないと考えているローズマリー・スタントン博士にインタビューした。

「このような制限的な食事法を子どもに課すことは良い考えであるとは一般的には言えません。特に、有効な根拠がないこのようなケースでは。子どもに穀物や豆類を与えずに、バランスが取れた食生活を送っているとはとても言えません。(クーパーの真似をしようとする人々に対して)注意を呼びかけたいと思います」スタントン博士は述べている。

グレイスは「変わったもの」を食べているわけではない

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スタントン博士が言わんとしていることについて、クーパーはすでに理解していた。というのも、これが多くの医療従事者の間では一般的な意見だからだ。だが、クーパーはグレイスは口にする食べ物を好んでいるし、なぜみんなが変だと考えるのか理解できないと言う。

「(現在グレイスが口にしているものは)決して変わったものではありません。普通の人が口にしないような変なものは与えていません。グレイスは好んでよく食べていますし。ただ、シリアルやトーストといった類のものは与えていません。決して、「そういった食べ物によって子どもが死んでしまう」などと思ってもいません。たとえグレイスがパンを食べたからといって、激怒することなどありません」とクーパーはデイリーメール・オーストラリアに語る。

グレイスは成長した。パレオダイエットの食生活を続けていくだろうか

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2018年8月時点で、小さなグレイスは幼稚園に入園した。これまでにずっとパレオダイエットで育てられたが、元気にしているようだ。クーパーからすれば、グレイスがこんなに早く大きくなるなんて信じられないようだ。これは初めて親になった人すべてが持つ感想でもある。

グレイスの学校が始まり、友達のパーティーに呼ばれ、パレオダイエットでは食べたことのない食べ物が出される日も近づいている。これらの食べ物を味わってもなお、グレイスが母親の食事法に従うのかどうか、多くの人が関心を寄せている。

クーパーはグレイスがパレオダイエットをやめるときのことについて深く考えていない

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シャノン・クーパーは、来る日に娘がパレオダイエット以外の食生活を試したいと考えたときには、親の食事法を押し付ける気持ちなどないことを明らかにしている。だが、これまでのところ、グレイスはそうしたいと思っていないようだ。それどころか、グレイスはパレオダイエットを好んで続けているようだ。

周りに砂糖を使ったおやつやお菓子があれば、子どもは親にそれをねだると思うことだろう。しかし、バケーション先でさえ、グレイスは新鮮な果物で満足なようだ。ミコノス島に旅行に行ったときにも、グレイスはビーチで新鮮なイチゴを食べて満足している。

クーパーはグレイスがこれらすべてから学ぶことを願っている

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クーパーは自分達のライフスタイルについて、娘と率直かつ正直に話しあうようにしている。どうして生まれたときから母親がこの食事法を課しているのかとグレイスが疑問に思うときがくるのは避けられないからだ。

グレイスに教えるため、クーパーは自分のキャリアのあらゆる側面に、グレイスを何らかの形でかかわらせるようにしている。グレイスはこうした機会によって得た知識で、自分で意識して情報を集めた上で選択できるようになることだろう。クーパーがグレイスをこのようにかかわらせることも、母親と娘の絆を深める上では申し分ない方法だろう。

クーパーでさえも、常にパレオダイエットを続けることはできないと認めている

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クーパーがこの先自分の生活スタイルを変えていくことはあまりなさそうだ。現在も、特に自分自身に厳しく制限を課しているわけでもない。特に、女友達と外食を楽しむときなどは。クーパーはときに例外を設けていることでも知られている。

「友人と外食するときには…メニューにあるものから選んで食べます。食べ物について他の人を困らせたりするようなことはしません」クーパーはデイリーメール・オーストラリアに述べている。だがクーパーはこうも言う。パレオダイエットにしても、好きなものを食べるときもあるのだと。何が入っているのかなど、正しくレシピを知っておかなければならないだけだ。

クーパーは食べたいときがご飯の時間という考え方

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朝ごはん、昼ごはん、晩ごはんの時間を決めておくという考えは人間的な概念であるが、クーパーはこれに関してルーズに捉えている。「これまでは「昼ごはんの時間」だからと何となく食べていたんですが、今ようやくもっと直感的に食べているという段階にきています。ときには朝ごはんをしっかり食べて、昼ごはんを抜き、晩ごはんをまたしっかり食べるといったこともあります」クーパーはグッドネスミー・ボックス・ブログでこう語っている。

さらに「ある日は朝に空腹を感じなかったため、お昼前の11時頃にその日初めての食事をすることもあります。体の声や自分の空腹の感覚を信じて食事をするようにしています」と述べている。

クーパーには自身の考えを裏付ける経歴がある

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グレイスにパレオダイエットを課したことについて、シャノン・クーパーを非難している人々は、おそらく彼女自身が何を言っているか理解していないとでも考えているのではなかろうか。クーパーには裏付けとなる知識がある。さらに彼女はこれを活用して自身の栄養に関する知識を広めるだけでなく、他の人の助けになればと考えている。

クーパーはブログで「私は母親でもあり、美食家でもあり、コーヒーとベーコン中毒でもあります。私は科学と動物の健康について大学で学び、健康コーチ過程を修了しています。そして常に栄養や様々な「食べ物に関して信じられていること」について研究し、食べ物について学ぶことが好きなのです」と記している。

シャノン・クーパーは他の人が健康的に生活するようサポートもしている

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シャノン・クーパーのブログ、My Food Religionでは様々な食事法を取り入れた健康的なレシピを数多く紹介している。レシピ以外にも、健康的な食事の作り方や、ライフスタイルの変え方について学びたい人のためにクラスやワークショップを開催している。

クーパーは健康に良い食生活を信じているが、「健康的イコール味気ない食事ということではありません」と記している。さらに、「保存料や添加物、人工的なものが何も入っていない栄養たっぷりの健康的な食べ物を作るのが好きです。できるかぎり、自然の状態に近く、加工されているとしても最低限の加工しかされていない調味料を使うようにしています」とも述べている。

クーパーは、これらがライフスタイルを変えると言う

シャノン・クーパーはパレオダイエットの支持者であるため、これがライフスタイル全体を変える方法ともなることを理解している。これは単に食生活を変えるだけでなく、瞑想など健康的な活動を取り入れることも含まれている。

クーパーは彼女の知識のほとんどをインスタグラムでシェアし、どの製品を彼女が信頼しているかなどについてシェアしている。彼女は、心身の健康は、体内に摂取する食べ物だけでなく、我々が日々どのように過ごしているかによって決まると考えている。クーパーは自身が使用する製品について、正直な感想を書いている。

クーパーは自分が本当に信じるものしか宣伝しない

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今や、シャノン・クーパーはインフルエンサーと認識されている。だが、クーパーはおそらく金銭的な見返りのために製品を宣伝しない唯一のソーシャルメディア・インフルエンサーだろう。

クーパーは商品の正直な感想をフォロワーにシェアする前に、実際に製品やブランドを試している。これまでにクーパーが認めたブランドには、有機コーヒーブランドのクレマ・コーヒー・ガレージやクレンズ・スキンケアが挙げられる。これらのブランドの製品はすべて天然のものを使用しており、肌や体に有害となる毒素や化学成分をまったく含んでいない。

レシピを電子書籍で紹介

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クーパーのブログは大成功を収めている。そこでクーパーは、ファンが多くのレシピを利用しやすいようにしようと考え、レシピを詳細に記した電子書籍の執筆を始めた。この書籍では彼女がどのようにして現在の健康に対する考え方や実践方法にたどり着いたのかという体験についても触れられている。

クーパーのレシピ本は、乳製品やグルテン、砂糖や穀物が入っていなくても美味しい食べ物が作れることを証明している。健康的な食べ物を思い浮かべるとき、多くの人はたいてい美味しくないものを連想している。だが、クーパーのレシピは実際に美味しそうに見える。

クーパーは我々同様、常に新しいことを学んでいる

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クーパーがパレオダイエットを支持する主な理由の一つは、それが彼女のライフスタイルを変えたからだった。これはおそらく、パレオダイエットがクーパーにとって胃腸をきれいにするのに役立ったためで、胃腸の健康というのは、我々が日々体の調子をどのように感じるかに繋がっている。

クーパーはサイトに「胃腸の健康について学ぶことに対して情熱を持っていますし、腸内微生物叢やそれがどのように我々の体に影響を及ぼすのかについては、学んでも学んでも、奥が深いのです!」と記している。微生物叢とは、生物の内外にすんでいる微生物における環境全体を示している。

【おわり】この記事を見て

この記事を見て思うのはタイトルは興味をそそるものだし、簡単に見れるのならサクッと結果だけ知りたいと誰しもが思うでしょう。

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