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「一度は見たい!実話を基にしてつくられた映画厳選」抜粋記事

「一度は見たい!実話を基にしてつくられた映画厳選」抜粋記事
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そもそも映画というものが観客を惹きつけることを目的として制作されていることを考えると、制作者側が面白くてワクワク楽しめるようなストーリーを選ぶのも当然のことだ。そこで、映画制作会社が観客を動員するために使う宣伝戦略の1つに、映画はノンフィクションだということを大々的に公表するという手がある。この方法は、多くの話題を呼ぶと共に、興行収入も安定している。一方、事実に基づいていることを宣伝していない映画もあるが、この場合、映画が実話だったことを知ったときの衝撃は、より大きくなる。どちらにせよ、これからご紹介する人気映画が、実は事実に基づき制作されたことを、あなたはご存知だっただろうか。

実話を元にした海外映画のおすすめまとめでした。
実話を元にしているのでノンフィクションだと勘違いしてしまいますが、一部はフィクションであるものも存在します。

グッドフェローズ(Goodfellas) – 1990

Warner Bros.
この映画はマーティン・スコセッシのギャング映画の代表作で、ヘンリー・ヒルが1950年代~1970年代にかけてマフィア界で体験したことを描いている。レイ・リオッタ、ロバート・デ・ニーロ、ジョー・ペシ、ロレイン・ブラッコが出演し、評価の高い映画の1つだ。

原作は犯罪報道記者のニコラス・ピレッジが1985年に出したノンフィクション「ワイズガイーわが憧れのマフィア人生」だ。ヘンリー・ヒルという男がマフィア界で過ごした半生と、その後検察側の証人になるまでを年代順に追っていった作品だ。

きみに読む物語(The Notebook) – 2004

New Line Cinema
涙あふれるロマンチックな超感動作として知られているこの映画は、1940年代の若い恋人たちとその後の複雑な関係をライアン・ゴスリングとレイチェル・マクアダムスが演じている。

この映画は、現在療養施設に入寮している男性が同じ療養施設にいる女性に物語を読み聞かせる形で進む。実はその男性と女性こそ、物語中の恋人だったのだ。原作は、ニコラス・スパークスの「きみに読む物語」だが、ニコラスの妻の祖父母の話だという。

シカゴ(Chicago) – 2002

Miramax Films
1975年にブロードウェイで公演されたミュージカル「シカゴ」に基づき、本作品は2人の女性、ロキシー・ハートとヴェルマ・ケリーが1920年代のシカゴで刑務所に収容されながらもメディアを使って有名になり、極刑を逃れようとする様子を描いている。

本作品は6部門でアカデミー賞を獲得した上、1968年の「オリバー!」以来、ミュージカル映画として初めて作品賞を受賞している。元々のミュージカルは、ジャズ全盛期時代にあった、実際の犯罪者ビューラ・アナンとベルヴァ・ガートナーの話に基づいている。

ウォー・ドッグス(War Dogs) – 2016

Warner Bros.
マイルズ・テラーとジョナ・ヒルが出演したウォー・ドッグスは、20代の若い男たちがアフガニスタンに拠点をおく米陸軍基地に業者として出入りしているうちに、国際的な違法武器取引に巻き込まれるというストーリーだ。

この作品はコメディの要素が映画全体のあちこちに散りばめられ、完全にあり得ない話のように思われるが、ローリング・ストーン誌に掲載された記事と、エフレム・ディベロリの2016年回想録「Arms and the Dudes, Once a Gun Runner」に基づいている。確かに面白おかしくフィクション化している部分もあるが、実際に起こった話だ。

エクソシスト(The Exorcist) – 1973

Warner Bros.
「エクソシスト」はウィリアム・フリードキンが監督をつとめた作品だが、1971年のウィリアム・ピーター・ブラッティの小説「エクソシスト」に基づいている。悪魔に憑依された12歳の少女とその悪魔祓いを中心に描いたこの作品は、最も恐ろしいホラー映画の1つとされ、上映途中に退席し、精神的に参ってしまう人も出てきたほどだ。

この映画も恐ろしいが、映画が基づいたというその小説は、実際にウイジャ盤(霊界との交信を行うボード)を使って、死んだ叔母と交信しようとした少年に対して悪魔祓いが行われた出来事からインスピレーションを得て作られている。何人もの司祭が悪魔祓いに関わったことからも、かなり深刻だったようだ。

エルム街の悪夢(A Nightmare On Elm Street) – 1984

New Line Cinema
「エルム街の悪夢」はウェス・クレイヴンのひねくれた心が生み出した作品で、醜い狂人が手に鉄の爪をつけ、十代の少年少女らを夢の中で苦しめる話だ。現実だとは到底思えないが、ウェス・クレイヴン監督はバラエティ誌で、LAタイムスに掲載されていた記事を読んでいるときにこの映画についてアイデアが浮かんだ、と明かしている。

その記事は1970年代のモン族難民に関するもので、悪夢に悩まされた挙句、睡眠中に死亡した人もいるというものだった。医学的には「原因不明の夜間突然死症候群」と診断されている。

サウンド・オブ・ミュージック(The Sound Of Music) – 1965

20th Century Fox
「サウンド・オブ・ミュージック」は1965年のミュージカルだが、1959年の舞台ミュージカルを脚色したものだ。妻を亡くして7人の子ども達の家庭教師を探していた元オーストリア海軍大佐のゲオルク・フォン・トラップの家に行くこととなった、若きオーストリア人女性のマリア・フォン・トラップをジュリー・アンドリュースが演じている。

一家は音楽を通じて心を通わせ、元海軍大佐と若い家庭教師は結婚した後、ナチス政権下でドイツに併合されたオーストリアを離れた。美しい物語だが、これはマリア・フォン・トラップ自身が綴った「トラップ・ファミリー合唱団物語」に基づいている。

あの頃ペニー・レインと(Almost Famous) – 2000

Columbia Pictures
ビリー・クラダップ、フランシス・マクドーマンド、ケイト・ハドソン、パトリック・フュジットが出演した「あの頃ペニー・レインと」は、ローリング・ストーン誌のロック・ジャーナリストに抜擢された10代の少年が、1970年代の架空のロックバンドを取材する物語だ。

2000年代の映画の中でも高い評価を受けた映画の1つだが、監督・脚本をつとめたキャメロン・クロウは実際に15歳でローリング・ストーン誌の記者として、レッド・ツェッペリン、イーグルス、オールマン・ブラザーズ・バンドなど数多くの伝説的なミュージシャンへのインタビューに成功しており、その実体験を基にしたものだ。

サランドラ(The Hills Have Eyes) – 1977

Vanguard
1977年、ウェス・クレイヴンは「サランドラ」を公開し、荒野に立ち入る人々を恐怖に陥れた。オハイオからロサンゼルスまで長距離ドライブするアメリカ人家族が、荒野で孤立するというストーリーだ。

荒れ地で孤立するばかりではなく、奇形の殺人鬼たちに襲われる。このストーリーはアレクサンダー・”ソニー”・ビーンにインスピレーションを受けている。ビーンはスコットランドを離れ、家族と人目につかない洞窟で暮らし、映画で見られるような人肉を食すなどの行動をしていたという。

50回目のファースト・キス(50 First Dates) – 2004

Columbia Pictures
アダム・サンドラーの最高傑作の1つだと言われている「50回目のファースト・キス」だが、獣医のヘンリーがルーシーという名の美術教師と恋に落ちるが、まもなく、ルーシーが前向性健忘(記憶喪失障害)のため、毎日起きると前日までの記憶がなく、同じ日を繰り返し生きていることに気づく。

そこでヘンリーは毎日ルーシーに告白し続けるというストーリーだが、実は、自動車事故によってルーシーのように前向性健忘を患っている女性がいた。その女性にも事故が起きる前までの記憶しかないため、毎日目覚めると、その日が1994年の事故当日だと信じている。この映画はそんな彼女からインスピレーションを受けて作られた作品だ。

ターミナル(The Terminal) – 2004

Universal Studios
「ターミナル」はトム・ハンクス主演、スティーヴン・スピルバーグが監督をつとめるコメディの要素もある映画だ。この映画では、母国でクーデターが起こったために、アメリカにも入国できず、母国にも帰れず、ニューヨークのJFK空港のターミナルから出られなくなった東欧人が描かれている。

これは、18歳のイラン人難民マーハン・カリミ・ナセリが1988年から2006年までの18年間、フランスのシャルル・ド・ゴール空港のターミナル1で生活を余儀なくされた実話に基づいている。マーハンは2004年に「ターミナルマン」という自叙伝を出している。

ア・フュー・グッドメン(A Few Good Men) – 1992

Columbia Pictures
アーロン・ソーキンの同名の舞台劇を基に映画化された「ア・フュー・グッドメン」は、2人の海兵隊員が同じ部隊の海兵隊員殺害について受ける軍法会議と、弁護人同士の対決を描いた作品だ。ソーキンはJAG(軍隊の法務団体)将校だった姉が、海兵隊での新入隊員のしごきで同僚を殺しそうになってしまった海兵隊員らを弁護した話からインスピレーションを得て脚本を書いたのだという。

さらに驚くべきは、新入隊員しごきに関わっていたデーヴィッド・コックス一等兵が上映後に映画制作会社を訴えたのだ。そして数ヶ月後、コックスは一度も着たことのない海兵隊の上着を着たまま死亡しているのが見つかっている。

マックイーンの絶対の危機(The Blob) – 1958

Paramount Pictures
「マックイーンの絶対の危機」は、未知の粘菌状の宇宙生物が隕石とともに地球に落ち、小さな街を飲み込んで、増殖していくホラー要素のあるSF映画だ。もちろん、映画はフィクションだが、UFOの目撃情報にインスピレーションを得て作られている。

1950年にフィラデルフィアの警察官らが紫色の何かぶよぶよしたものが原っぱに墜落したのを目撃した。何だろうかと近づいてみると、落ちたはずの物体がすっかりなくなっていたというのだ。数年後、SF映画で何かいいアイデアはないかと思案していたプロデューサーは、「ぶよぶよした謎の物体」という新聞記事を思い出して作ったのだという。

バルト(Balto) – 1995

Universal Studios
「バルト」はサイモン・ウェルズが監督をつとめる実写/アニメーション映画だ。ケビン・ベーコンやブリジット・フォンダ、ジム・カミングス、フィル・コリンズなどが出演した、子ども達の命を救う犬ぞり犬の物語だ。

この映画は、1925年にアラスカのノームで発生したジフテリアに感染した子ども達を救ったバルトという犬の話に基づいている。素晴らしいストーリーだったが、映画自体はトイ・ストーリーやジュマンジなどの映画によって影が薄れ、思ったより人気は出なかったものの、続編が制作されている。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(Catch Me If You Can )- 2002

DreamWorks Pictures
「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」はスティーヴン・スピルバーグが監督、レオナルド・ディカプリオが主演をつとめた犯罪映画だ。本作品は実在の人物、フランク・アバグネイル・Jrの人生を追ったものだ。アバグメイルは19歳の誕生日を迎える前にパイロットや医師、弁護士に扮して小切手偽造事件を起こし、数億円をだまし取っている。

最終的に逮捕された後、アバグメイルは小切手詐欺の才能を活かしてFBIに協力し、偽造犯罪の防止につとめた。アバグメイルは半自伝「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」を出しており、映画はこの本に基づいている。

ラスベガスをぶっつぶせ(21) – 2008

Columbia Pictures
「ラスベガスをぶっつぶせ」はジム・スタージェス、ケヴィン・スペイシー、ローレンス・フィッシュバーン、ケイト・ボスワースなどが出演した強盗映画だ。本作品はマサチューセッツ工科大学の教授率いる優秀な学生らのグループ「MITブラックジャックチーム」がラスベガスに行き、カードを「カウント」することによってブラックジャックで勝ち続けるというストーリーだ。

本作品は「MITブラックジャックチーム」が実際にラスベガスで行ったブラックジャックのカードカウンティング事件を題材としたベン・メズリックの小説「ラスベガスをぶっつぶせ」にインスピレーションを受けて作られた。本作品の評価はさまざまだが、アメリカとカナダにおいて、公開後2週間連続興行収入1位を記録している。

127時間(127 Hours) – 2010

Fox Searchlight Pictures
ジェームズ・フランコが主演した「127時間」は、登山家のアーロン・ラルストンが2003年4月にユタ州のスロット・キャニオンのキャニオニング中に岩とともに滑落して腕を挟まれてしまう悲劇を描いたものだ。

ラルストンの自伝「奇跡の6日間」に基づいている「127時間」は、ジェームズ・フランコがアカデミー主演男優賞にノミネートされ、最優秀作品賞などアカデミー賞の6部門で受賞した。

パーフェクトストーム(The Perfect Storm) – 2000

Warner Bros.
ウォルフガング・ペーターゼンが監督をつとめ、ジョージ・クルーニー、マーク・ウォールバーグ、ジョン・ホークス、ダイアン・レイン、ジョン・C・ライリーなどが出演した「パーフェクトストーム」はパニック映画だ。悲しい映画ではあるが、もっと悪いことには、これが事実に基づいているということだ。

本作品は、1991年に巨大な嵐「パーフェクト・ストーム」に遭遇した漁船アンドレア・ゲイル号の乗組員全員が行方不明となった話だ。評価は賛否混在だが、世界的にはおよそ340億円もの興行収入を上げている。

チェンジリング(Changeling) – 2008

Universal Studios
「チェンジリング」は2008年のミステリー犯罪映画で、クリント・イーストウッドが監督、アンジェリーナ・ジョリーが主演をつとめた。本作品は、女性の無力さや警察の汚職を描き出し、精神病とは何なのかといったテーマや、子どもに起こる危険について取り上げている。チェンジリングでは、女性が行方不明となった息子と再会するが、別人だと気づく。

その女性はすぐに状況を説明しようとするのだが、捜査ミスの発覚を恐れた警察によって母親として不適格で精神異常者だというレッテルを貼られる。J・マイケル・ストラジンスキーが脚本をつとめているが、1928年にカリフォルニア州マイラ・ローマで起こった養鶏場連続殺人事件を基にしている。

大脱走(The Great Escape) – 1963

Metro-Goldwyn-Mayer
「大脱走」は、1963年に公開されたスティーブ・マックイーン主演の戦争映画だ。この作品は同年最高の興行収入をあげた映画となり、主演のマックイーンはモスクワ国際映画祭で主演男優賞を受賞した。

映画の中でバイクに乗って疾走し、ジャンプするシーンがあるが、映画史上最も優れたスタントだと言われている。「大脱走」は面白い作品だが、ドイツ軍のスタラグ・ルフト捕虜収容所からイギリス人を中心とする連合軍の捕虜らが実際に集団脱走した事件に基づき、フィクション化したものだ。

【おわり】この記事を見て

この記事を見て思うのはタイトルは興味をそそるものだし、簡単に見れるのならサクッと結果だけ知りたいと誰しもが思うでしょう。

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